ウェブで見かけた浮き舞台の写真を見てこちらを知り宿泊させていただきましたが、実際そこで三味線の音色を聴いてみるととても幻想的でこれだけでもここに来て良かったと思えました。 ただこれだけではなく渓谷と一体になるかのような温泉や部屋(特に窓際のおこたに入ると空を飛んでるよう)でも十分に非現実を味わえました。スタッフの方の行き届いたおもてなしも居心地良かったです。 ここに泊まるだけでも旅行の目的になり得る素晴らしい滞在になりました。
家族が小麦アレルギーであることを予め連絡して、ホテル側も受付時に確認があり了解してくれたと思っていましたところ、実際の夕食の段階になって、接客担当が直接料理を持ってきて「これで大丈夫ですか?」と尋ねてきました。手の込んだ料理で調理者でないと小麦を含んでいるかどうかは判断できるわけないのですので、その旨を伝えたところ、あわてて代替の料理をもってきました。それならば、最初からそうした料理を出してくれればと思いますが、どうでしょうか。この対応で、食事の開始が30分以上遅れて、最後のデザートと代替の料理の出てきたのが同時くらいでした。料理は申し訳ありませんが、おいしいといえるものではありませんでした。 また、夜、浴場のカランからお湯が出なくなりフロントに伝えましたが、担当が不在ですぐにはできないといわれました。こうした対応をみていると、ホテル内の連絡体制に問題があり、そのしわよせが宿泊者に迷惑をかける結果になっていると思います。 ホテルの立地もよく、温泉、温泉施設、リフォームした部屋で清潔で大変素晴らしいだけに、夕食の評価だけが最低であるのは残念です。なお、朝食のバイキングは精選されたメニューで、デザートの除いて大変満足しました。次回は朝食付きだけのプランで良いかもと思いました。 ホテルの人たちは毎日の接客で日常の流れなのでしょうが、宿泊者はその日だけの機会です。たまたま、こうなったというわけでなく、ホテル側の内部の連絡体制、サービスの在り方に問題があると考えさせられる宿泊でした。
3月16日に宿泊しました。会津若松市街から離れていますが大内宿に近いので利用しました。ホテル内は、全体が広く設計され、ゆったりくつろげるように配慮されて天候が悪い時でも不快なく滞在できると感じます。食事について、”妻は牡蠣がダメ。”と事前連絡したところ、ホテルから電話確認をいただき、かつ、当日の夕食「料亭個室」利用の際、担当者からも食材について再確認を戴き、丁寧な対応で安心しました。もちろん、夕食・朝食共に旨かったです。また、醍醐味である”空中露天風呂”は、一般開放の朝の時間を利用しました。本館と異なり趣のある木造の通路を経て、朝の冷気の中でしたが、ひなびた秘湯の湯を感じさせ、野鳥のさえずりが聞こえる中、温泉を堪能できました。