創業400年の歴史ある旅館です。 建物は歴史を感じる場所もありますが、共立リゾートがリノベーションして、レトロな部分と新しく快適なところがうまく調和していると思います。 見事な庭園と、それを囲む回廊は歴史を感じる佇まいで見ごたえがあります。 宿泊は水の語り部という新館に泊まりましたが、2021年に完成した建物で、まだ木の香りがして快適でした。 また建物は新しいのですが和の雰囲気が感じられ非日常が演出されており、風景の良さも合わせ癒しの空間でした。 また水の語り部は、吊橋を渡りアプローチする演出も良かったです。 部屋は桂川が望め、川のせせらぎが聞こえ深山幽谷にいるような感じさえ受けました。 温泉は内風呂、露天風呂に入りましたが、いずれもレトロな雰囲気で最高でした。修善寺の温泉は、さらっとしつつも温泉感が適度に感じられ入りやすいお湯だと思います。温泉の湯温も丁度よかったです。湯後の休憩どころもアイス、水出しコーヒー、ビールがあり、ゆったり休憩できました。 食事も非常に手が込んだもので、洋風のメニューもあり、一皿ごとに変化があり楽しめました。とくに洋皿ですがシチューが美味でした。食事は食事処でいただくのですが、半個室になっており静かに落ち着いて食事がとれたのもよかったです。 八寸が酒のおつまみになるようなものばかりで、冷酒が美味しくいただけました。 従業員のサービスもきめ細かい気配りが感じられよかったです。 また再訪したいと思える宿でした。